パソコンが安い時期はいつ? おすすめのタイミングやパソコンを安く買う方法を伝授!

「会社で使うパソコンを一新したい」「新たに台数を増やしたい」と思っても、予算には限りがあります。企業では数十台・数百台単位でパソコンを購入することもあるため、少しでもコストを抑えたいものです。
そこでパソコンを安く買える時期はいつなのか、おすすめのタイミングや安く買う方法について解説します。コストを抑えて、賢い買い物をしたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
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パソコンが安い時期とは?

パソコンが安い時期は大きく5つあり、定価よりも安く買えるチャンスです。あらかじめ把握しておき、コストを抑えましょう。
最新モデルが発売される時期

最新モデルが発売される時期は、旧モデルの在庫を処分するために値下げして販売される傾向にあります。
多くの人は最新モデルのパソコンが欲しいため、旧モデルの需要が低下していき、在庫を抱えたくない販売店が値下げを行うからです。
最新モデルの発売は春・秋に行われるのが一般的で、新モデル発売の約1カ月前から旧モデルの値下げが始まります。旧モデルだからといって大きく性能が劣るわけではなく、中にはデザイン・細部の変更にとどまるマイナーチェンジにもかかわらず値下げされる場合もあるため狙い目です。
ただし、フルモデルチェンジの場合は大きく性能が向上する可能性もあるため、新旧モデルの仕様を比較した上で購入しましょう。
夏と年末のボーナスの時期

多くの企業がボーナスを支給する夏と年末は、家電量販店でのセールが開催される時期のため、通常よりも安くパソコンを購入できるチャンスです。
具体的には7月頃と12月頃の年二回です。まとまった収入が入ることに加え、大型連休やクリスマス・お正月などのイベントとも重なるため、購買意欲が高まりやすく、高額なパソコンも売れやすくなっています。
そのため、ボーナス商戦に伴い普段なら手が届かないようなハイスペックパソコンも、大幅値引きされることがあります。特に年末年始やクリスマスは、さらにお得なセールが開催されるかもしれません。
高額なハイスペックパソコンを購入したい場合は、ボーナス商戦の時期が特に狙い目です。
決算期前のセールの時期

決算期前もセールを開催している家電量販店・パソコンメーカーが多いため、お得にパソコンを買えるタイミングです。
日本では多くの企業が、3月を本決算・9月を中間決算としています。決算の結果が悪いと株主が離れたり、投資家の出資を得られなかったりする可能性があるため、少しでも利益を出すために在庫一掃セールを実施するのが一般的です。
ただし、決算の時期は企業によって異なるので、購入する店舗が決まっている場合は事前に確認しておきましょう。
加えて、決算時期は新型モデルの発売開始前の旧モデルが安い時期とも重なることが多く、さらに安く購入できる可能性があります。旧モデルを狙っている場合は、決算時期のタイミングも考慮するのがおすすめです。
新生活の時期

新生活シーズンも、パソコンが値引きされるお得な時期です。具体的には新年度を迎える4月を含めた、2~4月頃に行われます。
卒業・入学・就職・異動などで、新生活に向けたパソコン需要が高まるため、2~4月頃にセールが実施される傾向にあります。
学生や新社会人が購入することも多いため、特に初心者向けのパソコンや周辺機器がそろったお得なセットが、セール価格で販売されるケースが多い時期です。パソコンだけでなく、マウスやキーボードなど周辺機器もそろえたい場合は、新生活シーズンが狙い目だといえます。
ブラックフライデーの時期

アメリカの商習慣であるブラックフライデーの時期も、パソコンを安く購入できるチャンスです。
元々はアメリカの祝日である感謝祭の翌日に、休み明けの買い物客が殺到することから大幅な値引きを行うようになったのが始まりで、最近ではAmazonなど外資系企業の影響もあり、日本でもブラックフライデーのセールが一部で広がってきています。
日本だと年末セールを控えた売上が伸び悩む時期に当たることから、毎年11月の第4金曜日だけでなく、前後の期間にわたってセールが行われることが多いです。
ただし、ブラックフライデー自体がまだ根付いていないことから、セールの有無や規模、割引率などはお店によってまちまちです。複数のサイト・店舗を比較検討するのがよいでしょう。
Macは安い時期がないので注意

パソコンが安くなる時期は年に何度かありますが、どのタイミングであってもMacは安くならないので要注意です。
ただでさえ高価なMacこそ安く購入したいものですが、安売りされることはなく、発売からモデル末期まで一定の価格で販売されます。そのためセール期間中であっても、どこで買っても同じような値段となっています。
どうしてもMacを安く買いたい場合は、Appleストアの「認定整備済み品」がおすすめです。返品された商品や不具合があった商品などが、修理・点検された上で、安く販売されています。新品同様に1年間の製品保証もあり安心です。ただし、常に認定整備済み品の在庫があるわけではありません。
少しでも購入費用を抑えたいのであれば、中古品の検討も視野に入れてみましょう。
【不定期】パソコンが安くなるタイミング

定期的にパソコンが安くなる時期以外にも、不定期ながら安くなる4つのタイミングもあります。安く買えるチャンスを逃さないようアンテナを張っておきましょう。
WindowsのOSが新しくなったとき

WindowsのOSが新しくなると、古いOSを搭載したパソコンは安くなります。新しいWindows OSが発表されると買い替え需要が高まるため、さまざまなお店でセールが行われることが多いです。
また、新しいOSが発表されると、古いOSのサポートはいずれ終了してしまいます。サポートが終了したパソコンはセキュリティ面で脆弱性を抱えるため、価格を下げてでも売りたいという狙いもあります。
とはいえ、旧OSでも無償で新OSにアップグレードできるため、安くなった型落ちのWindows OS搭載パソコンでも問題なく使用可能です。ただしアップデート作業が必要になるため、何十台もまとめて購入する際には手間がかかる点は覚えておきましょう。
円高・ドル安になったとき

円高・ドル安になったタイミングも、パソコンを安く購入できるチャンスです。
パソコンのCPUやメモリをはじめ内部パーツのほとんどが輸入品なので、円高・ドル安の時期は仕入れ価格が低下する傾向にあります。そのため本体価格も安くなることから、円高還元セールが開催され、通常よりも安価にパソコンを購入しやすくなります。
たとえ円高・ドル安が、まだ仕入れ価格にまで影響をおよぼしていない段階であっても、為替レートの変動が大きなニュースになっていれば、円高還元セールを行うことも。円高・ドル安のニュースが出たら、セールが行われていないかチェックしましょう。
新しいCPUが発売されたとき

OSと同じく、CPUも新しいモデルが発売されると、旧モデルのCPUを搭載したパソコンが安くなる傾向にあります。
CPUとはパソコンの頭脳に相当する部分で、CPUの性能が高いほどデータ処理速度が速く、パソコンの動作が快適になります。例えば、動画編集や3DCG作成などの高負荷なクリエイティブ作業を行うには、高い性能のCPUが必要です。
新しいCPUが発売されれば旧モデルの需要が減るため、在庫一掃のためにセールを行うことがあります。それほど高いスペックを求めない作業に使用する場合など、性能に重きを置かないのであれば、新しいCPUの発売時期は安くパソコンを買える狙い目です。
新しいGPUが発売されたとき

新しいGPUが発売されるタイミングも、同じく旧モデルの需要低下により、在庫処分セールが行われることが多いです。
GPUとは画像処理装置のことで、画像や映像の処理を専門に行うプロセッサーです。パソコンで処理した画像・映像などを、より速く・より美しく画面へ映すためのパーツとなっています。例えば、3Dグラフィックスや3Dアニメーション、仮想現実(VR)・拡張現実(AR)体験などには、高性能なGPUが必要です。
クリエイティブ系の作業を行うためのハイスペックなパソコンの場合は、GPUの新旧が値段を左右します。少しでも安く買いたい場合は、GPUの新モデル発売時期を狙いましょう。
パソコンを安く買うには?

安くパソコンを買うためには、購入時期・タイミング以外にも、大切な3つのポイントがあります。それぞれ解説するので、覚えておきましょう。
使用用途に合ったスペックを選ぶ

パソコンの使用目的を明確にして、その用途に合ったスペックのパソコンを選ぶと安価に購入しやすくなります。
パソコンのスペックはピンキリで、高性能なものであれば50万~100万円ほどするものもあります。
書類作成やメールなど最低限のことができればOKなのか、写真加工・動画編集などある程度スペックが求められるのかで、必要なパソコンや価格は大きく異なるものです。使用目的が明確であれば、必要十分なスペックのパソコンを、コスパよく購入できます。
まずは、自社でどのような目的でパソコンを使用するのかを洗い出しておき、必要最低限のスペック・価格のパソコンを選びましょう。また、一律に同じパソコンを購入するのではなく、社員の作業内容に応じた性能のパソコンを選ぶことも大切です。
(あわせて読みたい記事)
・パソコンのスペックとは? 用途別の選び方を解説

型落ちモデルを購入する

型落ちとなった安価なモデルを購入して、コストを抑えましょう。
パソコンは春・秋に最新モデルが発売されるので、発売前後に安くなる一つ前の世代のパソコンが狙い目です。パソコンは短いスパンで新製品が発売されるため、一世代型落ちしても、それほど性能に大きな差はありません。
例えば、パソコンの頭脳であるCPUは毎年新しいものが発売され、どんどん性能が向上していますが、アプリやソフトが求める性能は急激に高くなるわけではありません。そのため一世代古くとも、使用感に大きな差は感じにくくなっています。
性能は十分にもかかわらず、在庫処分のため型落ちモデルはセール販売されるため、お得に購入できるチャンスです。もしすぐに購入する必要がないのであれば、最新モデルの発売による在庫処分セールを待つのもおすすめです。
中古パソコン専門店で購入する

最新モデルや新品にこだわりがないのであれば、中古パソコン専門店で購入するのもおすすめです。
中古のパソコンであれば、定価よりも数千~数万円ほど安く販売されており、たとえハイスペックなパソコンであっても新品よりも低価格で購入できます。多少のキズやスレ、ヒビなど使用感が見られる場合もありますが、運が良ければ新品同様の未使用品を安く買えることもあります。
とはいえ、パソコンはデリケートな製品のため、バッテリーなどの外から見ただけではわからない内部パーツが劣化しているのでは、と不安に思われるかもしれません。
たしかに、一般的な総合リサイクルショップであれば、動作不良を起こすパソコンも紛れ込んでいるかもしれません。しかし中古パソコン専門店であれば、経験豊富なスタッフが入念なクリーニング・検品を実施しており、状態ごとにランク付けして販売しているため、安心して購入できるようになっています。
まとめ
パソコンを安く購入するには、最新モデルの発売前後や決算期前、ボーナス商戦、新生活シーズンなど、セールが行われやすい時期を狙いましょう。他にも不定期ながら、新しいOSやCPUなどの発売、円高・ドル安のタイミングにも安く購入できる場合があります。
またパソコンを安く購入するには、使用用途を明確にして、必要最低限のスペックにとどめることも大切です。無駄な機能・スペックがあっても、持て余すようでは余計なコストになってしまいます。
最新モデル・新品にこだわらないのであれば、定価よりも数千~数万円以上安く購入できる中古品がおすすめです。中古ノートパソコン専門店「Be-Stock」であれば、最長1年の無償保証やお届けから10日以内の商品交換サービスなど、充実のカスタマーサポートを提供しています。
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