中古パソコンの危険性は?すぐ壊れる?リスクを抑える方法を紹介
中古パソコンは新品のパソコンより安く購入できる反面、すぐに壊れてしまうのではないかという不安があります。
本記事では、中古パソコンを購入するリスクやメリット・デメリットを解説します。中古パソコンを購入するリスクを抑える方法も紹介しているため、あわせて参考にしてください。
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中古パソコンの危険性・デメリットは?
中古パソコンを使用した場合、さまざまな危険性やデメリットがあります。中でも注意すべき点は、マザーボードの故障によってパソコン自体が使用できなくなることです。
また使用年数が長い中古パソコンの場合はバッテリーが劣化している恐れがあるため、長時間の作業が難しいケースもあります。具体的には以下の3つのポイントです。
さらにウイルスに感染している中古パソコンを気付かずに購入してしまうと、ハッキングなどの被害に遭う恐れもあるでしょう。それぞれの危険性・デメリットを以下で確認しておきましょう。
マザーボードの故障で使用不能になる
マザーボードとは、パソコンの性能を高めるパーツの取り付けに不可欠なものです。マザーボードが故障した場合、パソコンは正常に動作しません。
具体的な症状は、起動しない、モニターに何も表示されない、起動しても使用中に電源が落ちる、フリーズするなどが挙げられます。
中古パソコンの使用年数が長い場合は、経年劣化が原因でマザーボードが故障するケースもあります。他にも落下した際の衝撃や水没、埃の多い場所で使用した場合も故障しやすいです。
マザーボードが故障した場合、メーカーに問い合わせて交換してもらうことができます。
大手メーカーの保証期間中であれば無償での交換も可能ですが、中古パソコンの場合は大半が保証期間を過ぎているため交換が可能な場合は有料です。
修理費用は数万円程度かかるため、新しいパソコンを購入した方が現実的と言えるでしょう。
バッテリー劣化による快適性の低下
バッテリーが劣化すると長時間の作業が行えず、満足できる動作環境ではないことも。具体的には1日に何度も充電しなければならない、バッテリーを使用してパソコン作業を行っている途中で電源が切れてしまう、常に電源アダプターを挿していないと電源が落ちてしまうなどが挙げられます。
バッテリーの劣化は経年劣化によるものです。使用頻度が高いパソコンの場合、充放電を繰り返し行うことでバッテリーの劣化が進んでしまいます。
バッテリーが使えなくなれば、”持ち運びする”
なら新しいバッテリーに交換しなければなりません。
(”持ち運びしない”ならそのままAC電源に接続した状態であれば問題なく使用できます。)
中古パソコンを手頃な価格で購入しても、部品の買い替えが必要になれば追加コストがかかります。
ウイルスに感染している可能性がある
中古パソコンの購入先によっては、気付かずにウイルスに感染しているものを購入してしまう可能性があります。特にネットオークションやフリマサイトなどで個人から中古パソコンを購入した場合は注意が必要です。
ウイルスに感染している中古パソコンを購入してしまった場合、不正アクセスやサイバー攻撃の被害を受ける恐れがあります。
またウイルスに感染していなくても、古いOSでセキュリティ関連の修正プログラムが搭載されていないパソコンは、サイバー攻撃などのリスクが高まります。
中古パソコンを購入する際は、初期化・ウイルス駆除されたものやセキュリティ関連の修正プログラムが搭載されているOSを選ぶようにしましょう。
キズや汚れが目立つ
未使用以外の中古パソコンは、新品のパソコンに比べてキズや汚れが目立つ場合があります。ネットオークションやフリマサイトなどで中古パソコンを購入した場合、サイト上で掲載されている画像などでは細かいキズや汚れがあっても確認できません。
キズや汚れの有無は出品者の自己申告によるため、パソコンが手元に届いたときに初めて、想像していたよりもキズや汚れが多いと気付くケースも珍しくありません。
掃除すれば落ちる汚れであれば使用するのに問題はありませんが、中にはボタンの印字が消えている、ディスプレイにキズが入っているなどのケースもあります。返品できない場合がほとんどのため、安い価格で購入できても損した気分になる場合もあるでしょう。中古パソコンを購入する際は、目立ったキズや汚れがないかの確認が大切です。
メーカー保証が受けられない
新品のパソコンを購入する際はレシートと保証書が購入証明になり、メーカー保証を受けることができます。
メーカー保証が受けられる場合、パソコンに不具合が出たときや故障したときでも保証期間中であれば無償で修理してもらえます。保証期間外でも有料で修理や点検などに対応してくれるのが一般的です。
一方で中古パソコンは新品で購入した際の購入証明がないことがほとんどのため、パソコンが故障してもメーカー保証は受けられません。ただし中古パソコンショップの中には独自の保証を設けているケースもあります。
中古パソコンは新品のパソコンよりも故障するリスクが高いため、保証を受けられる店舗での購入をおすすめします。
中古パソコンのメリット
中古パソコンを購入した場合、デメリットだけでなくメリットもあります。例えば新品でパソコンを購入するよりも安い価格で購入できるため、初期費用を抑えられます。
また自由にカスタマイズできるものや、個人情報保護の観点から不要なアプリがインストールされていない中古パソコンを選べることもメリットの一つです。
以下では、それぞれのメリットを詳しく解説します。
安く購入できる
中古パソコンの魅力は、新品のパソコンよりも手頃な価格で購入できることです。
パソコンの性能や機能性、使用年数などによりますが、同等の性能と機能性を持つパソコンを購入する場合、新品よりも中古の方が数万円程度安く購入できます。
使用年数が長くキズや汚れがある場合は価格が下がる傾向にあるため、さらにお得に買えるでしょう。
「パソコンは絶対に新品がいい」などのこだわりがなく、なるべく安い価格のパソコンを購入したい場合や、事業用に費用を抑えて複数のパソコンを購入したい場合は中古パソコンを選ぶのも一つの方法です。
カスタマイズが可能
中古パソコンショップで取り扱っている中古パソコンの中には、HDDをSSDに変更したりメモリ容量を増やしたりと自由にカスタマイズできる場合があります。またOSをWindows 10のHomeからProに変更するなどの選択も可能です。
大手メーカーの新品のパソコンは製造時にメモリ容量などを固定化して販売しているため、メモリ容量だけを増やしたいなどの個別のカスタマイズには対応していません。
中古パソコンなら販売店などではすでに流通していない過去のモデルや機能を搭載しているものを購入でき、使いやすくカスタマイズできます。
不要なアプリがインストールされていない
中古パソコンには不要なアプリがインストールされていないため、パソコン本来のパフォーマンスが出しやすいこともメリットの一つです。大手メーカーの新品パソコンにはさまざまな種類のアプリがインストールされており、不要なものは自分でアンインストールする必要があります。
不要なアプリが多いと、パソコンのパフォーマンスが低下したまま使用しなければなりません。中古パソコンショップで扱っている中古パソコンは、個人情報保護に基づいてドライブを初期化して出荷時にインストールされていたアプリを削除しているため、快適に使用しやすいでしょう。
気軽に扱える
パソコンは精密機器のため取り扱いに細心の注意が必要ですが、すでにキズがある中古パソコンなら必要以上に気を遣わずに済みます。
新品のパソコンを購入した場合はキズをつけたり壊したりしないように、持ち運びの際は慎重になる方もいるでしょう。新品の外観に小さなキズができるだけでストレスに感じる人も少なくありません。
中古パソコンであれば少なからずキズや汚れがあるため、使用時にキズができても新品にキズをつけた場合に比べてそれほど気にならないでしょう。
気軽に扱えることは付加価値を得られるわけではありませんが、中古だからと割り切って使用できるためキズができてもストレスになりにくいです。
中古パソコンの平均寿命は?なぜ壊れるの?
中古パソコンのデメリット・メリットを把握した上で購入を検討している場合、実際にどのくらい使用できるのか気になる方もいらっしゃるでしょう。一般的な新品のパソコンの平均寿命は約5年といわれています。平均寿命の根拠は、パーツの寿命です。
パソコンは一部のパーツが故障すれば正常に動作しません。一つのパーツの使用頻度が高いために、平均寿命が5年未満になることもあります。ただし新しいパーツに交換しているなど、パソコン内部の状態によっては中古でも10年使える場合もあります。
壊れにくい中古パソコンはある?長く使えるパソコンの傾向は?
中古パソコンが壊れやすいかどうかは、パソコン内部のパーツの使用頻度によって異なります。一般的に新品のパソコンの平均寿命は約5年ですが、5年持たない場合もあれば10年間壊れることなく使い続けられる場合もあります。
またパソコンのモデルごとに性能に差があるため、信頼できるメーカーのパソコンでも、使い方次第では5年経つ前に壊れるケースもあるので注意が必要です。
特に不要なアプリがインストールされている場合はパソコン本来のパフォーマンスを発揮できないため、長時間高い負荷をかけ続けることで壊れやすくなることも考えられます。
中古パソコンは新品のパソコンに比べてメーカー保証を受けられないため、故障してしまったら新たにパソコンを購入しなければなりません。
しかし手頃な価格で購入でき気軽に扱えることから、中古パソコンに魅力を感じるケースもあるでしょう。カスタマイズが可能な中古パソコンもあるため、カスタマイズをして長く使えるものを検討してみてはいかがでしょうか。
中古パソコンは信頼できる専門店で購入しよう
中古パソコンは購入後すぐに故障したり、ウイルスに感染してパソコンを使用できなくなったりするなどの可能性もゼロではないため、購入先の選び方も重要なポイントです。
中古パソコンを購入する場合は、中古パソコンの専門店を選ぶことで上述したリスクやデメリットを避けられる可能性が高まります。
Be-Stockは、IBMやLenovoの中古パソコンの販売に特化している専門店です。キズや汚れの度合いをランク付けしており、未使用品に近いきれいな状態のパソコンを選ぶこともできます。
また最長1年の無償保証が付いており、保証期間中に初期不良があった場合は無償で対応します。
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