中古パソコンはウイルス感染のリスクがあるって本当? ウイルス対策ソフトや安全な使い方を解説!

  投稿日:2025-06-12 9:26 AM       更新日:2025-06-12 12:26 PM

中古パソコンはウイルス感染のリスクがあるって本当? ウイルス対策ソフトや安全な使い方を解説!
 

「大学に入学する」「新しい職場になる」など、新生活を迎えるに当たってパソコンを購入する際、少しでも費用を抑えたい方が多いはず。何かと出費がかさむ新生活シーズンには、お得に購入できる中古パソコンがおすすめです。

しかし「お得なのは分かるけど、ウイルスに感染しやすそう」と心配される方もいらっしゃるでしょう。セキュリティ面のリスクから、なかなか中古パソコンに手が出せない方に向けて、ウイルス対策ソフトや安全なパソコンの使い方を解説します。

中古パソコンを購入する際の注意点も併せて紹介するので、お手頃価格の中古パソコンを買ってから後悔したくない方は、ぜひ参考にしてください。

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中古パソコンはウイルス感染のリスクがあるって本当?

中古パソコンはウイルス感染のリスクがあるって本当? ウイルス対策ソフトや安全な使い方を解説!

中古パソコンは、前の所有者がどのように使用していたかが分からないため、ウイルス感染のリスクが存在します。

例えば、前の所有者がウイルス対策ソフトを導入していなかったり、パスワードを設定していなかったりと、セキュリティ対策が甘かった場合、ウイルスやマルウェアに感染する可能性が高まります。

また個人情報窃取・金銭目的・妨害目的などで、前の所有者により悪意を持ってウイルスが仕込まれている可能性も否定できません。特にフリマサイトから購入する場合、専門家によるチェックが行われないためリスクが高まります。

また不正なソフトがインストールされていたり、OSのサポートが切れていたりすることも考えられます。古いOSはセキュリティの脆弱性が修正されないため、ウイルス感染のリスクが高く攻撃を受けやすく危険です。

中古パソコンを購入する際は、中古パソコン専門店など信頼できる販売業者を選ぶことが大切です。

中古パソコンを守るためのウイルス対策ソフト

中古パソコンはウイルス感染のリスクがあるって本当? ウイルス対策ソフトや安全な使い方を解説!

中古パソコンをウイルスから守るための対策ソフトとして、無料・有料のものが多く出回っています。ウイルスの被害に遭わないためにも、どのようなソフトがあるのかを知っておきましょう。

Microsoft Defender

Windowsのパソコンには、基本的なウイルス対策機能を持つ「Microsoft Defender」が無料で標準搭載されています。

アカウントの保護やファイアウォールとネットワーク保護、デバイスのセキュリティなど多様な機能が備わっており、ランサムウェア対策としても機能するため、中古パソコンであっても一定の安全性を確保できます。

ランサムウェアとは、パソコン内のファイルを暗号化して使用不能にし、身代金を要求する悪質なマルウェアです。

ただし、あくまで基本的なウイルス対策機能しか備わっていないので、高度なセキュリティ機能では不足する点があります。より強固なセキュリティを求めるのであれば、その他にもウイルス対策ソフトを導入するのがおすすめです。

なお、市販のウイルス対策ソフトをインストールした場合は、自動的にMicrosoft Defenderはオフになります。

無料のウイルス対策ソフト

無料のウイルス対策ソフトとして、アバストやAVG、Aviraなどがあります。無料で利用できるため気軽にインストールできますが、有料の対策ソフトに比べると検出率が低かったりサポート体制が不足していたりする可能性がある点には注意が必要です。

アバスト

アバストは、リアルタイムでのウイルス検出と防御機能があり、パソコンを安全に保ってくれます。フィッシング対策やWi-Fiセキュリティスキャンなどの追加機能も搭載しており、幅広くカバーしてくれます。

また使いやすいインターフェースで操作しやすく、動作が軽快なのも特徴です。個人利用や非商用利用であれば、無料で全機能を利用できます。

Avira

Aviraは、高いウイルス検出率を誇るドイツ製のセキュリティソフトです。リアルタイム保護機能でパソコンを保護してくれ、クラウドベースのスキャン機能も利用できます。

シンプルで直感的なインターフェースなので、誰でも使いやすく操作に迷う心配がないのもポイントです。

個人利用であれば、主要な機能を無料で使えるため、中古パソコンのセキュリティ対策として手軽に導入できます。

AVG

AVGは、リアルタイムでウイルスやマルウェアから防御してくれるセキュリティソフトです。安全なブラウジングとメール利用もサポートしてくれます。定期的に自動更新されるため、常に最新の脅威に対応可能です。

こちらも個人利用や非商用利用であれば無料で利用可能なため、コストをかけずに一定レベルのセキュリティを維持できます。

有料のウイルス対策ソフト

有料のウイルス対策ソフトとしては、ESETやノートン、ウイルスバスターなどが有名です。無料ウイルス対策ソフトよりも検出率が高く、サポート体制も充実しているのが大きなメリットです。

ESET

ESETは、高いウイルス検出率と軽快な動作が魅力です。フィッシング詐欺対策やファイアウォールなど、多彩なセキュリティ機能を搭載しています。

複数のデバイスで利用できるプランもあるため、パソコンだけでなくスマートフォンやタブレットなども保護可能です。

また、日本語でのサポート体制が整っているため、万が一のトラブル発生時も安心して任せられます。

ノートン

ノートンはウイルス対策だけでなく、VPN機能やパスワードマネージャーなど包括的な機能を提供しており、ネットプライバシーの強化にもつながります。ダークウェブモニタリング機能により、個人情報の漏えいを監視することも可能です。万が一情報の流出が判明すれば、すぐに通知してくれます。

また最大3台までのデバイスで利用できるため、家族のデバイスを保護することも可能です。24時間365日のサポート体制が整っているため、トラブル発生時も安心です。

ウイルスバスター

ウイルスバスターは、クラウド技術によりリアルタイムで脅威を検出してくれ、常にパソコンを保護します。フィッシング詐欺・ランサムウェアへの対策など、多彩な機能も搭載しており、さまざまな脅威から守ってくれます。

インターフェースはシンプルで使いやすく、初心者でも安心して利用可能です。また365日年中無休のサポートがあるため、万が一のトラブルにもすぐに対応してもらえます。

ウイルス感染を防ぐ中古パソコンの安全な使い方

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ウイルス感染を防ぐには、対策ソフトを利用するだけでなく、そもそも感染するリスクを下げる使い方をすることも大切です。中古パソコンの安全な使い方を紹介するので、必ず覚えておきましょう。

OSやソフトウェアのアップデート

OSやソフトウェアは、小まめにアップデートして最新状態を保ちましょう。OSやソフトウェアのアップデートには、セキュリティ上の弱点を修正するプログラムが含まれており、ウイルス感染のリスクを減らす効果があります。もしアップデートを怠ると、古いバージョンのOS・ソフトウェアに残された脆弱性を悪用され、ウイルスに感染するリスクが高まります。

特に古くなり過ぎると公式のサポート対象外となり、セキュリティリスクが高まるため要注意です。アップデートを忘れないように、OSやソフトウェアの自動更新機能を有効にしておくのがおすすめです。手動で更新する手間を省けるのに加え、更新のし忘れで脆弱性が露見する事態も防げ、常に最新のセキュリティが適用されるようになります。

ファイアウォールの設定

ファイアウォールを設定して、外部からの不正なアクセスを遮断することも大切です。Windowsには、ファイアウォール機能が標準搭載されているため、中古パソコンを購入したら、真っ先に有効化されているかを確認しましょう。

Windows 11の場合、スタート画面の全てのアプリから「Windows セキュリティ」を選び、「ファイアウォールとネットワーク保護」をクリックすることで、有効・無効を確認できます。もし無効になっていたら、すぐに有効にしましょう。

ただし、標準のファイアウォールだけでは絶対に防げるとはいえないので、より安全に使うためには、セキュリティソフトの導入がおすすめです。

強固なパスワードの設定

Webサイトやアプリなどで使うパスワードは、他人に推測されにくい複雑なものにしましょう。強固なパスワードを設定しておくことで、情報が漏えいしにくくなります。

具体的には「最低でも12文字以上」「数字、大文字、小文字、記号を組み合わせる」ことが大切です。

例えば「password1234」のような単純な数列や一般的な単語を含んだパスワードや、誕生日・記念日などが含まれたパスワードは、解析・類推されやすく危険です。

より安全なパスワードにするには、意味のない文字列やランダムな文字の組み合わせを使用しましょう。

また、同じパスワードを複数のサービスで使い回すのもNGです。もし一つのサービスでパスワードが漏えいした場合、他のサービスにも不正アクセスされる可能性があります。

公共Wi-Fiの利用に注意

街中のカフェや商業施設などで提供されている公共Wi-Fiの利用には、セキュリティリスクがあるため注意が必要です。

多くの公共Wi-Fiは暗号化されておらず、セキュリティが脆弱な可能性があります。そのため公共のWi-Fiにパソコンを接続することで、悪意のある第三者が通信内容を盗み見るかもしれません。

例えば、アクセスIDやパスワード、クレジットカード情報などの個人情報が盗まれるリスクがあります。

勉強や仕事などで公共Wi-Fiを利用する場合は、VPN(仮想プライベートネットワーク)を使用しましょう。VPNを使うと通信が暗号化されるので、第三者による盗聴を防げます。

ノートンのような、VPNを利用できるウイルス対策ソフトを導入しておけば、公共Wi-Fiでもセキュリティリスクを抑えられます

また、公共Wi-Fiを利用する際はオンラインバンキングやクレジットカード決済など、重要な情報のやり取りは控えることも大切です。

中古パソコンを購入する際の注意点

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中古パソコンを購入する際には、いくつかの注意点があります。購入してから後悔しないように、注意すべき点をあらかじめ押さえておきましょう。

信頼できる販売店を選ぶ

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中古パソコンを購入する際は、必ず信頼できる販売店を選びましょう。

フリマサイトやオークションサイトなどの個人間取引は、以下の理由からリスクが高いため避けるべきです。

  • どのように使用されてきたパソコンか分からない
  • 初期化が不十分な可能性がある
  • ウイルスに感染している恐れがある
  • 不正なソフトがインストールされているかもしれない
  • 提示されていた内容と異なる商品が届く可能性がある

中古パソコン専門店で購入するのがおすすめです。専門店では、専門家によるクリーニングやメンテナンスが実施されていることが多く、ウイルスチェックも行われているため、安心して購入できます。

OSのバージョンを確認する

中古パソコンはウイルス感染のリスクがあるって本当? ウイルス対策ソフトや安全な使い方を解説!

パソコンを選ぶ際は、Windows 10・Windows 11などOSのバージョンを確認しましょう。

サポートが終了した古いOSは、セキュリティ更新プログラムが提供されなくなるため、脆弱性があっても放置されてしまいます。そのためウイルス感染やハッキングのリスクが高まってしまうのです。

具体的には、Windows 10より前のOSがインストールされたパソコンは避けるべきです。Windows 10も2025年10月でサポートが終了してしまうため、できれば最新のWindows 11がインストールされているものを購入しましょう。

もし古いOSがインストールされている場合は、Windows 11にアップグレードするために必要なスペックを満たしているかを確認しましょう。

ライセンス認証を確認する

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OSやソフトウェアが、正規ライセンスのものかを確認しましょう。

正規ライセンスではない場合、ソフトウェアのアップデートが受けられず、セキュリティ上のリスクが高まる可能性があります。

特に多いのは不正な「Microsoft Office」が搭載されているパターンです。高額なMicrosoft Office(3万円~4万円ほど)を不正に中古パソコンに搭載して、格安中古パソコンとして販売しているケースがあります。

こうした不正なソフトウェアはウイルス感染する危険性があるだけでなく、突然使用できなくなる可能性もあります。不自然に安価なパソコンは、不正なライセンスを使用している可能性があるため避けましょう。

初期化されているか確認する

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パソコンの初期化が、適切に行われているか確認しましょう。もし初期化が行われておらず、前の所有者のデータが残っていると、個人情報漏えいのリスクや、悪意のあるソフトウェアが仕込まれている危険性があります。

特に、フリマサイトやオークションサイトなど、個人間の取引を行う場合は、初期化が不十分なまま販売されているケースも考えられるため注意が必要です。信頼できる専門店で購入し、初期化に関する説明や保証があるか確認することが大切です。

もし初期化されていないパソコンを購入してしまった場合は、速やかに販売店に連絡して返品しましょう。

バッテリーの持ち時間を確認する

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ノートパソコンの場合は、バッテリーがどのくらい持続するのか確認しましょう。バッテリーは消耗品のため、中古品の場合は劣化が進んでいる可能性があります。バッテリーが劣化していると、充電の持ちが悪かったり、突然電源が切れたりするかもしれません。

購入前にバッテリーの最大容量や充電回数を確認し、自分が想定する使用方法で問題なく稼働しそうか考えましょう。

もしバッテリーの劣化が著しい場合は、交換も検討してください。ただし交換を前提に購入する場合は、交換するバッテリーが現在も販売されているかの確認が必要です。

まとめ

中古パソコンはウイルス感染のリスクがあるって本当? ウイルス対策ソフトや安全な使い方を解説!

中古パソコンは安く買える一方で、ウイルス感染のリスクがつきまといます。特に個人間での購入は感染リスクが高くなりがちなので、必ず専門店など信頼できるショップから購入しましょう。

また購入後も使用方法によっては感染リスクが高まります。ウイルス対策ソフトを導入したり、ウイルス感染を防ぐ使い方を実践したりと、日ごろの対策も大切です。

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