【スペック別】ゲーミングPCの電気代の目安は? 電気代を抑えるための9つのポイントをご紹介

  更新日:2025-12-01 9:37 AM

【スペック別】ゲーミングPCの電気代の目安は? 電気代を抑えるための9つのポイントをご紹介

ゲーミングPCは一般的なPCと比べて、電気代が高い傾向にあります。購入を検討している方は、実際にどのくらいかかるのかを把握しておくことが重要です。

本記事ではゲーミングPCの消費電力・電気代の目安、なぜゲーミングPCの電気代が高くなるのかなどを解説します。記事後半では、ゲーミングPCの電気代を抑えるためのポイントもご紹介するので、ぜひ最後まで参考にしてください。

※本記事は2025年11月27日の情報です

ゲーミングPCの消費電力の目安

【スペック別】ゲーミングPCの電気代の目安は? 電気代を抑えるための9つのポイントをご紹介

ゲーミングPCの消費電力の目安を、一般的なPCとゲーミングPCに分けて詳しく見ていきましょう。

一般的なPCの場合

まず、一般的なPCの場合の電気代です。公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会が公表している、電気料金単価の目安は2024時点で31円/kWhです。デスクトップPCの消費電力は一般的に50Wから150W程度とされます。平均を100Wと仮定すると、1時間の使用で0.1kWh、電気料金は約3円です。これを1日6時間使えば18円、30日間なら540円程度の電気代です。

参考:公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会「よくある質問Q&A」

ゲーミングPCの場合

ゲーミングPCの消費電力は搭載パーツによって大きく変わります。ハイスペック構成では700W前後に達することもあり、ミドルクラスでは500W前後、エントリー向けなら300W程度が目安です。

一般的なPCの平均が100W程度であることを考えると、ゲーミングPCは明らかに高めです。その理由は高性能CPUやグラフィックボードによる負荷が大きく、快適にゲームを動かすにはそれ相応の電力が必要になるからです。

【スペック別】1日・1カ月・1年でかかるゲーミングPCの電気代の目安

【スペック別】ゲーミングPCの電気代の目安は? 電気代を抑えるための9つのポイントをご紹介

スペック別に、1日・1カ月・1年でかかるゲーミングPCの電気代の目安をご紹介します。

その前に、ゲーミングPCの電気代の計算方法を抑えておきましょう。電気代は以下の式で計算できます。

【計算式】
ゲーミングPCの電気代 = PCの消費電力(kW) × 使用時間 × 電気料金単価(1kWhあたり)

電気料金単価は、前述した通り2025年現在で31円/kWhとされているので、以降の計算式でもこれを使用します。ただし、料金は情勢に応じて上下するため、購入時に最新の数値を確認してください。

1日にかかる電気代の目安

ゲーミングPCの電気代はスペックにより大きく異なります。

エントリー向け(300W)の場合、1時間当たりの計算式は「300W ÷ 1000 × 1h × 31円 = 約9.3円」で、1日6時間の利用では約56円となります。

ミドルスペック(600W)では「600W ÷ 1000 × 1h × 31円 = 約18.6円」となり、6時間使用で約112円です。

ハイスペック(800W)では「800W ÷ 1000 × 1h × 31円 = 約24.8円」となり、6時間使用すれば約149円になります。

一般的なPCが同じ条件で30円前後であることを考えると、ゲーミングPCは明らかに電気代が高い傾向にあります。長時間の使用を前提とする場合、こうしたコストを把握しておくことが重要です。

1カ月にかかる電気代の目安

ゲーミングPCを1カ月使用した場合の電気代を計算すると、スペックごとに大きな差が出ます。

エントリー向け(300W)の場合、1時間あたり「300W ÷ 1000 × 31円 = 約9.3円」で、1日6時間利用すると約56円、30日間でおよそ1,680円です。

ミドルスペック(600W)の場合は「600W ÷ 1000 × 31円 = 約18.6円」となり、6時間で約112円、30日では3,360円前後になります。

ハイスペック(800W)では「800W ÷ 1000 × 31円 = 約24.8円」となり、6時間で約149円、30日で4,470円程度です。

このように同じ利用時間でも、スペックの違いによって月ごとの電気代は大きく変わることが分かります。

1年にかかる電気代の目安

ゲーミングPCを1年間使用した場合の電気代を計算すると、スペックによって更に大きく差が出てきます。

エントリー向け(300W)の場合、1日6時間の利用で1カ月(30日)では約1,680円となり、1年間では約20,160円です。

ミドルスペック(600W)では同条件で1カ月約3,360円となり、1年間では40,320円に達します。

ハイスペック(800W)の場合、同条件で1カ月約4,470円となり、1年間では53,570円前後です。

このように性能の高いモデルほど年間の電気代は大きくなり、スペックの差がそのまま費用差として表れます。

ゲーミングPCの電気代が高くなる主な理由は?

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ゲーミングPCの電気代が高くなる主な理由には、以下が挙げられます。

  • GPU・CPUの消費電力
  • 電源ユニットの効率
  • モニターや周辺機器
  • プレイするゲームの種類

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

GPU・CPUの消費電力

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ゲーミングPCの電気代が高くなる大きな理由は、GPUとCPUの消費電力にあります。GPUは映像処理や描画を担う重要なパーツであり、ハイスペックなモデルの消費電力はGPUだけで300W~400W程です。

またCPUも演算処理の中心として稼働し、ハイスペックなモデルでは100Wから200W程度を消費します。これらが同時に稼働すると総消費電力が増え、一般的なPCと比べて電気代が高額になりやすいのです。

電源ユニットの効率

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ゲーミングPCの電気代に影響を与える要素の一つには、電源ユニットの変換効率も挙げられます。効率の低い電源では、必要以上に電力を消費してしまい、その分が無駄な電気代につながります。

一方で、80PLUS認証などを取得した高効率タイプの電源を利用すれば、入力された電力を無駄なく出力へ変換できるため、結果的に消費電力を抑えることが可能です。同じパーツ構成でも電源の質によってコストに差が出るため、電気代を抑えたければ効率の良い電源を選ぶことが重要です。

モニターや周辺機器

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ゲーミングPCの電気代を考える際には、本体だけでなくモニターや周辺機器の影響も無視できません。

例えば144Hzや240Hzの高リフレッシュレート対応モニター、大型の4Kディスプレイは、一般的なフルHDモニターよりも消費電力が大きくなりがちです。ゲーミング向けのメカニカルキーボードや、鮮やかなRGBライティングを搭載したマウス、追加の外付け冷却ファンなども電力の消費を押し上げる要因となります。

こうした周辺機器を組み合わせることで、より電気代が増えることになるのです。

プレイするゲームの種類

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ゲーミングPCの消費電力は、遊ぶゲームの種類によっても大きく変動します。

高負荷な処理を必要とするFPSやオープンワールド型のゲームでは、GPUやCPUに大きな負担がかかるため消費電力が増える傾向にあります。逆に、2Dゲームや軽量なインディー作品などは要求される処理能力が小さいため、比較的少ない電力で動作するのが一般的です。

このようにゲームのジャンルや描画の複雑さによっても電力の使用量は左右されるため、同じPCでもタイトル次第で電気代に差が生じることがあります。

ゲーミングPCの電気代を抑えるためのポイント9選

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ゲーミングPCの電気代を抑えるためのポイントは以下の9つです。

  • 使用しないときは電源を落とす
  • 「80PLUS認証」の電源ユニットを選ぶ
  • モニターの明るさを下げる
  • ヘッドホン・イヤホンで音を聞く
  • 発熱対策をする
  • 定期的に掃除・メンテナンスをする
  • 新しいGPUにする
  • LEDライティングをオフにする
  • 電力会社を切り替える

それぞれのポイントを詳しく見ていきましょう。

使用しないときは電源を落とす

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ゲーミングPCの電気代を抑える方法の基本となるのが、使用しないときは電源を切ることです。PCは待機中であっても一定の電力を消費しており、起動したまま放置すると無駄なコストが発生します。

特にハイスペック機では先述の通り消費電力が大きいため、長時間の付けっぱなしは電気代に大きく影響するでしょう。ゲームを遊ばない時間が長くなる場合は、多少手間でも小まめにシャットダウンすることで節約効果が得られます。習慣として日常的に意識するだけで、毎月の電気代を抑えられるはずです。

「80PLUS認証」の電源ユニットを選ぶ

ゲーミングPCの電気代を抑える工夫として有効なのが、80PLUS認証を取得した電源ユニットを選ぶことです。この認証は電力を効率的に変換できるかどうかを示す基準で、STANDARDからTITANIUMまで6段階のランクがあります。いずれのランクでも変換効率80%以上が保証されており、無駄な電力消費を減らすことが可能です。

効率の高い電源を導入すれば、同じ消費電力でもより効率的にPCを稼働させることができ、その結果として電気代の削減につながります。

モニターの明るさを下げる

ゲーミングPCの電気代を考えるとき、本体だけでなくモニターの存在も忘れてはいけません。モニターはPCとは別に電源を必要とし、使用している限り電力を消費します。

液晶モニターの平均的な消費電力は30W前後ですが、サイズや機種によって増減します。消費電力を抑える手軽な方法の一つがモニターの明るさを調整することです。明るさを必要以上に高く設定するとその分消費電力が増えるため、適度に下げることで電気代を節約できます。

ただし暗くし過ぎると目への負担が大きくなる可能性もあるため、快適に使用できる範囲で調整することが重要です。

ヘッドホン・イヤホンで音を聞く

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ゲーミングPCを使う際、音をスピーカーではなくヘッドホンやイヤホンから出力することで、わずかながら消費電力を減らすことができます。スピーカーは駆動に電力を必要とするため、長時間利用すると積み重ねで電気代に差が出る場合があります。

またヘッドホンやイヤホンを使えば、ゲーム中の細かな環境音や効果音をより鮮明に聞き取れるため、プレイ中の没入感も高まるでしょう。節電効果とゲーム体験の向上を同時に得られる点で有効な方法といえます。

発熱対策をする

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ゲーミングPCは負荷がかかると内部温度が上昇し、冷却ファンが高速で回転するため、その分消費電力も増えてしまいます。従って発熱を抑える工夫が節電の鍵となるでしょう。

例えば本体を風通しの良い場所に設置したり、直射日光を避けて使用したりといった対策が効果的です。発熱を抑えることで、PCはより安定して動き、余計な電力も使わずに済みます。

定期的に掃除・メンテナンスをする

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ゲーミングPCを快適に使い続けるには、定期的な掃除やメンテナンスが欠かせません。

内部にホコリがたまると冷却効率が下がり、ファンが余計に回転して電力消費が増えます。特に吸排気口やファン周辺は汚れやすいため、月に1度を目安に清掃するのが理想です。

掃除の際は必ず電源を落とし、ブラシやエアダスターでホコリを取り除けば、無駄な消費電力を防ぎ電気代の増加を抑えることにつながります。

新しいGPUにする

GPUはゲーミングPCの中でも特に電力消費が大きい部品ですが、最近では省電力化と高性能化が同時に進んでいます。

古いPCでも、最新世代のGPUに入れ替えることで、性能を高めつつ電力消費を抑えられる場合があります。これにより電気代の削減につながるだけでなく、ゲームの描画品質や動作の滑らかさも向上するでしょう。

初期費用はやや高めですが、省エネ効果が期待でき長い目ではお得になると考えられます。

LEDライティングをオフにする

ケースやキーボードに搭載されたLEDライティングがあるのが、ゲーミングPCの特徴です。

しかし、光を点灯させるにも電力は必要であり、使わないときまで常時点灯しているとわずかながら消費電力が増えてしまいます。省エネを意識するのであれば、装飾用のライティングをオフにするのも一つの方法です。

1回ごとの消費電力は小さいものの、積み重なれば電気代の節約につながります。

電力会社を切り替える

ゲーミングPCの使用時間が長く、電気代が高いと感じる場合は、電気会社や契約プランを見直すことも有効です。電力自由化によって各社から多様なプランが提供されており、ライフスタイルに合わせて選択できます。

例えばPCを毎日長時間使う人は、使用量が多いほど割安になるプランが適しています。一方で利用時間が限られている人なら、基本料金が安めのプランを選ぶことで全体の負担を抑えられるでしょう。

このように電気料金の仕組みを理解し、自分に合った契約を選ぶことが節約につながります。

まとめ

ゲーミングPCはスペックが高くなる程、電気代も高くなる傾向にあります。電気代を抑えるためには電源を小まめに落とす他、定期的なメンテナンス、電力会社の切り替えなどを検討してみましょう。

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