Thinkpadの人気シリーズおすすめ10選と選ぶポイントを紹介
ノートパソコンの購入を検討している方は、Thinkpadというパソコンブランドを耳にしたことがあるのではないでしょうか。Thinkpadは丈夫で壊れにくいだけでなく、操作性も良好であるため人気の高いノートパソコンです。
Thinkpadは製品バリエーションが多彩で、型番によって特徴が大きく異なることもあるため、購入する際には各種ポイントをチェックしなければなりません。
そこで今回は、Thinkpadを選ぶポイントとおすすめの高性能な商品をご紹介します。
商品を選ぶ際のポイントも解説しているため、是非Thinkpadの購入を検討している方は参考にしてください。
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Lenovoの人気ノートパソコン「Thinkpad」の特徴
Thinkpadは、高い機能性と耐久性を備えたノートパソコンです。IBMが開発元であった時代(詳細)から、厳しい耐久テスト(詳細)をクリアした高品質な製品が世に出されてきました。
頑丈かつシンプルなデザインを備えており、ユーザーの信頼を獲得しているモバイルパソコンブランドでもあります。
Thinkpadを開くと、キーボードの中央部分に赤いボタンが配置されています。この赤いボタンはトラックポイントというポインター操作用の入力デバイスであり、Thinkpadの伝統ともいえる特徴です。左クリック・右クリックはタッチパッド上部のクリックパッドで行えるため、マウス操作のために右腕を大きく動かす必要がありません。
Thinkpadの大きな魅力は、豊富なシリーズ展開がされている点です。Thinkpadの中でも代表的なシリーズは4つ存在しますが、それぞれのシリーズに異なった特徴があります。
それぞれのシリーズ名と特徴を以下の表にまとめました。
シリーズ名 |
シリーズの特徴 |
---|---|
Pシリーズ |
CPUにCore i9やXeonをサポートした、クリエイティブ職向けのシリーズ |
Lシリーズ |
価格とスペックのバランスがよく、Thinkpadのメインストリームとされているシリーズ |
Tシリーズ |
グラフィック性能が高いハイパフォーマンスタイプで、シリーズの最上位モデル |
Xシリーズ |
軽量・小型による携帯性と、高性能スペックを両立した、スマートなビジネスを実現するシリーズ |
Thinkpadを選ぶ際のポイント
Thinkpadには多くのシリーズが存在するため、それぞれのシリーズでスペックや使いやすさが異なります。
自分に合ったThinkpadを選びたい場合は、ノートパソコンを使用する目的や、使用環境など、ポイントを押さえて選ぶことが重要です。
ここからは、Thinkpadを選ぶ際のポイントを解説します。
スペック
ノートパソコンは購入後にユーザーの手でカスタマイズすることが難しいため、カタログに記載されているスペックの確認が重要です。各スペックにおけるポイントを解説します。
CPU |
〇CPUの名称 ThinkpadはほとんどがCore iシリーズを採用しており、「Core i○-△◇◇◇」と表記される。 ○=ブランド △=CPUの世代 ◇=型番 基本的に、数字が大きいほど性能が高い。 〇周波数 GHzで表記される。数字が大きいほど処理速度は速い。 〇コア数 多いほど処理能力が高い。 |
---|---|
メモリ |
GBで表記される。数字が多いほど、一度に複数のソフトを立ち上げるマルチタスクがこなしやすい。 標準搭載よりも最大搭載値が大きいモデルは、メモリ増設ができる。 |
ストレージ |
記憶媒体に保存できるデータ容量であり、GBで表記される。 記憶媒体はHDDとSSDの2種類がある。 〇HDD 従来の記憶媒体であり、安価で容量が大きい。消費電力と発熱が大きく、重量もかさむ。 〇SSD 新しい記憶媒体で、HDDより高価だが、消費電力・発熱・作動音が少ない。小型かつ軽量であるためノートパソコンに向いている。 |
持ち運びやすさ
Thinkpadを外出先で使うケースが多い方は、持ち運びやすさを重視しましょう。持ち運びやすさを決めるポイントは、本体サイズと重量です。
本体サイズは外出用バッグに入る大きさで、重量は片手で抱えられる重さのものを選びましょう。
Thinkpadの仕様書ではバッテリーパックを含む重量が記載されています。
重量に関しては一覧表にしております。
一覧表はこちら
その他の機能
Thinkpadをビジネスで活用する方は、機能面が充実しており使いやすい製品を選びたいと考える方も少なくありません。そういった方に便利な機能は、以下のようなものがあります。
- 内蔵マイク
- 内蔵カメラ(IRカメラは顔認証が利用できる)
- Bluetooth
他にもThinkPadではソフト・ハードの両面でセキュリティ対策が取られております。
例えば以下の様な項目があります。
- BIOS改ざん検知
- のぞき見防止
- 指紋センサー
※機種や年代によって機能の搭載がないものもあります、
価格
Thinkpadはシリーズによって価格帯の違いが大きくなっています。エントリーモデルであれば4万円台の製品も見つかりますが、ハイエンドモデルの製品は20万円を超えることも珍しくありません。
コスパ重視でノートパソコンを選びたい方は、価格とスペックのバランスがよいLシリーズがおすすめです。Lシリーズよりも価格を安くしたい・もしくは価格が高くなっても高性能がよいかを考えることで、求めるシリーズを絞り込むことができます。
また新品、中古品でも価格帯に差があります。
中古市場では、2~4年前のモデルがメインで流通しています。
一般的な使用方法の場合、中古品で問題なく使用できます。
中古品のThinkpadを購入する際に確認すべきポイント
Thinkpadの高性能モデルは高値であるため、価格がネックになると考える方も少なくありません。一例として、Thinkpad T590は約14万円、Thinkpad X1 Yogaは約22万円となっています。
そのためコスパ良く購入したい人には、中古品の購入がおすすめです。
実際の中古品ページはこちら
中古品を購入する際は、前述したポイントとは別に確認すべきポイントがあります。以下で紹介するポイントを参考にして、安価で正常に動作できるThinkpadを探しましょう。
スペックやOS
スペックでは以下の項目を確認しましょう。
- ハードディスク
- メモリ
- OS
- 画面の解像度
- CPU
その中でもOS重要なポイントです。
OSは現在主に市場で流通しているもので挙げると以下の種類があります。
WindowsVista |
サポート終了 |
---|---|
Windows7 |
2020年1月14日サポート終了 |
Windows8/8.1 |
2023年1月10日サポート終了 |
Windows10 |
サポート継続 |
Windows7以前のOSは、2020年1月14日に公式サポートが終了しているため、ソフトウェア更新などの技術的サポートが望めません。
(出典:Microsoft|windows7のサポート終了情報/https://www.microsoft.com/ja-jp/windows/windows-7-end-of-life-support-information)
またOSは新しいもの程、より高性能で使いやすくなっております。
例えばWindows10ではWindows7には実装されていない以下の点が実装されております。
Windows Hello |
顔認証や指紋認証でのログイン機能 |
---|---|
高速スタートアップ |
OS起動時の読み込みや初期化ををスルーして保存した状態を読み込むため、即座に起動する機能 |
Cortana(コルタナ) |
iPhoneの「Siri」のような音声アシスタント機能 |
ただWindows7以前のOSをダウンロードしてあるパソコンは低価格で購入することが出来ます。
用途に合わせて選択することが重要になります。
動作確認がされているか
中古品を購入する際に正常動作するかどうか不安になっている方も多いかと思います。
当店では動作確認として、以下の項目、流れで商品のご提供をしています。
- PC内部、外部クリーニング
- デバイスのチェック
- ご提供
上記項目を実施することにより、動作確認はもちろん、新品に近い動作速度でご提供しています。
保証の使用有無
初期不良などの不具合があった場合には、用意されている店舗保障を利用しましょう。
Be-stockでは初期不良があった場合には、無償交換サービスを行っております。
ご利用いただく場合は、送料も弊社で負担いたします。
対象の期間は機種によって以下の様に異なります。
- PC:1年
- タブレット:6ヵ月
- スマートフォン:1ヵ月
また保証の種類には「有償保証」や「無償保証」など様々な種類がございます。
詳細は以下をご覧ください。
高性能なThinkpadおすすめ10選
Thinkpadは多彩なシリーズと機種が存在しているため、希望に沿ったスペックの製品を見つけ出すことは大変です。
そこで今回は、Thinkpadの中でも高性能で人気なL・T・Xシリーズから、おすすめの商品10選を紹介します。パソコンスペックにはCPUなどの細かな違いがあります。ただ同機種でも年代によって性能には違いがあります。各機種での共通する特徴を記載させていただきます。比較しやすく一覧表にさせていただいたいるので商品選びに迷っている方は、参考にしてください。
商品名 |
||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
特徴 |
文書作成用PCとしてコストパフォーマンスに優れる |
クリックパッド採用で操作性の高さが魅力 |
高い処理性能と安定した駆動時間を両立した人気モデル |
高性能なWebカメラとマイク内蔵で、TV会議に便利 |
高スペックと携帯性を両立し、周辺機器の充電もできる |
ビジネス用途に十分な性能のXシリーズ入門モデル |
CPU性能が高く、X240では満足できない方におすすめ |
HDMI映像出力により、プレゼンに適した製品 |
LTE対応によるモバイル性と、メインPCにも使える性能が魅力 |
クアッドコアCPUにより快適作業、かつ軽量なハイエンドモデル |
液晶 サイズ |
15.6インチ |
15.6インチ |
15.6インチ |
14インチ |
14インチ |
12.5インチ |
12.5インチ |
12.5インチ |
12.5インチ |
14インチ |
本体重量 |
約 2.58kg |
約 2.38kg |
約 2.38kg |
約 1.43kg |
約 1.32kg |
約 1.46kg |
約 1.45kg |
約 1.45kg |
約 1.49kg |
約 1.13kg |
CPU |
Core i5-4210M 2.60GHz/2コア |
Core i7-6600U 2.60GHz/2コア |
Core i5-7200U 2.50GHz/2コア |
Core i7-6600U 2.60GHz/2コア |
Core i7-6600U 2.60GHz/2コア |
Core i5-4210U 1.70GHz/2コア |
Core i7-5600U 2.60GHz/2コア |
Core i3-6006U 2.00GHz/2コア |
Core i7-6600U2.60GHz/2コア |
Core i5-8265U1.60GHz/4コア |
メモリ(標準/最大) |
4GB/16GB |
4GB/16GB |
8GB/32GB |
最大32GB |
最大16GB |
4GB/8GB |
8GB/16GB |
4GB/16GB |
8GB/16GB |
8GB/8GB |
ストレージ |
HDD:500GB |
HDD:500GB |
SSD:256GB |
HDD:500GB |
SSD:512GB |
HDD:500GB |
HDD:500GB |
HDD:500GB |
SSD:512GB |
SSD:256GB |
Thinkpad・L540
ThinkpadのメインストリームであるLシリーズの中でも、L540は比較的安価かつ高性能な製品です。メモリは標準4GBで、最大16GBまで増設することが可能です。
L540の特徴は、トラックポイント用の左右クリックボタンが、タッチパッドと一体化していることが挙げられます。5ボタントラックパッドと呼ばれる仕様で、慣れるまで時間はかかるものの、感覚的なクリック操作が可能です。
ノングレアの表面処理がされた液晶は15.6インチと大きく、ワイド画面で仕事やネットサーフィンを楽しめます。
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Thinkpad・L560
L560は製品重量が2.38kgであり、L540の2.58kgよりも軽量で使いやすい製品です。L560では、L540で採用されていた5ボタントラックパッドから、従来のクリックパッドに戻りました。左右のクリックボタンが分かりやすく、今までthinkpadに慣れてきたユーザー層にとっては嬉しい変更点といえます。
また、L560ではUSBポートがUSB3.0対応で4つとなりました。USB2.0よりも転送速度が速い3.0ポートが多いため、USB経由でデータ転送する機会が多い方におすすめです。
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Thinkpad・L570
L570は、堅実な性能と安定性が魅力の製品です。外観はL560と大きな違いがなく、これまでにThinkpadを使用した方が受け入れやすい作りとなっています。キーボードのクリックパッドも健在です。
メモリは最大32GBまで増設できるため、L540やL560の最大16GBよりもさらに快適な処理速度を実現できます。ストレージもSSDに変わり、スピーディーな読み込み・書き込みが可能です。
またバッテリー駆動時間はL560から大きく伸びているのも特徴です。
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Thinkpad・T460
グラフィック性能に優れたTシリーズのT460は、テレビ会議などのビジネス用途に適しています。
14インチの液晶ディスプレイは、HDとフルHDの2種類が用意されています。フルHDはオプションでタッチパネルにすることも可能です。タッチスクリーンを選択すると、マウスいらずのThinkpadをよりスマートに使いこなすことができます。
内蔵カメラは、広角レンズと顔追跡機能を備えた720p HDウェブカメラです。ノイズキャンセリングマイクも内蔵されているため、クリアな会議の実現が可能となります。
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Thinkpad・T470
T470は、T460と同じく高性能の製品です。
T470は、T460と比較してより携帯性に優れています。折り畳み時の厚みは、T460が約21mmに対しT470は約19.95mmです。重量もT460は1.7kgに対し、T470は1.58kgと軽量化されています。カメラ・マイクはついているもの、ついていないものとありますが、ついている場合は仕様はT460と同等で、騒がしいWi-fiスポットのお店でも騒音に煩わされる心配はありません。
T470では、Thunderbolt 3対応のUSB-TypeCポートが用意されています。スピーディーなデータ転送とモバイル機器の充電をノートパソコンで行うことができ、外出時の携帯用パソコンとして使いやすいモデルです。
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Thinkpad・X240
X240は、Xシリーズの12.5インチ画面サイズによる携帯性と充電の持ちの良さ、そして価格の安さを実現したモバイルノートパソコンです。
X240は、フロントバッテリーとリアバッテリーの2種類のバッテリーを搭載できる場合があります。
バッテリーは片方のみでも電源を確保できるため、外出時に本体重量を軽くしたいときに便利です。
また、X240は5ボタントラックパッドを採用しています。従来のトラックポイントのボタン操作に慣れている方は、操作感が異なる点に注意してください。
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Thinkpad・X250
X250は、X240の上位互換ともいえる製品です。外観は12.5インチ液晶であり、フロント・リアと2種類のバッテリーが用意されています。インターフェースもX240とほぼ同じです。
X250では、トラックポイント用のボタンがタッチパッドから独立した、クリックパッドを採用しています。従来の操作感でトラックポイントを使いこなしたい方は、X250がおすすめです。
メモリは標準搭載が4~8GBであり、最大16GBまで増設可能です。
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Thinkpad・X260
X260は、基本的な仕様はX250・X240と似通っていながら、細かな変更が加えられたモデルです。最も大きな変更点がメモリの仕様であり、X250までのDDR3から、X260は新世代メモリ規格のDDR4を採用しています。メモリが新しくなることで処理速度が向上し、消費電力は軽減されました。
またX260からは、対応している映像出力端子がVGAからHDMIへと切り替えられています。HDMIによる滑らかな画質で外部出力をしたい方に、X260はおすすめです。
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Thinkpad・X270
X270は、X260をより使いやすく発展させたモデルとなっています。外観はX260と似ていますが、USB3.0ポートが1つ減り、Mini Displayportが無くなりました。代わりにType-C USB3.1ポートが加わっています。
X270の大きな特徴は、インターネット接続の選択肢にLTEを加える事の出来る機種もあります。Wi-fiスポットを探す必要がないため、移動中にもネット環境が必要な方に使いやすいモデルとなっています。そのためビジネス用としてはメインパソコンにできるほどのスペックです。
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Thinkpad・X1Carbon
X1Carbonは2012年発売以来、毎年新モデルが発表されている人気商品です。Thinkpadの中でも最上位といえるモデルで、人気ノートパソコンのランキングでも上位の常連となり、多くのファンを獲得しています。
クアッドコアのCPUであるため高速処理が可能となり、エクセル、ワードの作業や動画再生だけでなく、動画編集やエンコードに使うこともできます。
X1Carbonはスペック面が高性能でありながら、駆動時間も最新モデルの公表で18.9時間と非常に長くなっているため、多くの人におすすめできる1台です。
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まとめ
Thinkpadの特徴や選ぶ際のポイント、そしておすすめの商品について解説しました。
Thinkpadはあらゆる場面での活躍が期待できるため、仕事や勉強を行ううえで心強い見方となります。ただし、シリーズやスペックによっては、価格が大きく異なるため無理に最新のものを購入するのではなく、型落ちし安くなっている中古品を購入することも選択肢の一つです。
今回紹介したポイントや選び方・比較表を参考にして、自分に合ったThinkpadを選びましょう。